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ja:sync [2012/03/18 04:49] – [WebDAV] odon | ja:sync [Unknown date] (current) – removed - external edit (Unknown date) 127.0.0.1 | ||
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- | ====== 同期 ====== | ||
- | 複数のコンピュータを使用する場合、同期機能によりどのコンピュータからでも同じライブラリを使用することができます(Zotero2.0以降)。また、同期機能を使うと、インターネットにつながってさえいればどのコンピュータからでも、zotero.orgのウエブサイトにログインすることで自分のライブラリを見られるようになります(ページ左上方のMy Libraryタブから)。 | ||
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- | 複数のコンピュータ間のZoteroの同期は、データの同期とファイルの同期の二つの部分から構成されています。。 | ||
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- | ===== データの同期 ===== | ||
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- | データの同期は、ライブラリのアイテム、メモ、リンク、タグなどをローカル(手元)のコンピュータとネット上のZoteroサーバとの間で統合させ、Zoteroのインストールされたどのコンピュータからでもご自分のデータで作業することができるようになります。また、ご自分のライブラリを zotero.org 上でオンラインで閲覧することも可能です。データの同期は無料で、保存容量の制限はなく、ファイルの同期を使わなくても使用できます。 | ||
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- | Zoteroライブラリを同期させるには、まず zotero.orgの[[/ | ||
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- | [[image of button=" | ||
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- | 初めてZoteroライブラリを同期する際には、とりわけライブラリが大きい場合に、Firefoxがフリーズしたように見えるかもしれませんが、我慢してください。もしZotero同期アイコンが回り続けていて、何かおかしいと確信した場合、 [[kb:Sync Queuing|こちらの記事]]をご覧ください。 | ||
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- | 初期設定では、Zoteroはローカルのライブラリをzotero.org 上のライブラリと統合させます。あるコンピュータであなたが行った変更内容は他の全ての同期しているコンピュータに反映されます。もしあるアイテムが、同期が取られる間に、複数のコンピュータで変更を受けた場合、衝突回避ダイアログが現れ、どちらのバージョンを残したたいか尋ねてきます。稀な場合として、サーバ上のデータをローカルのデータで完全に上書きしたい場合、[[kb: | ||
- | =====ファイルの同期===== | ||
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- | 「データの同期」はライブラリのアイテムを同期しますが、添付ファイル(PDF、画像、音声等)は同期されません。データの同期に加えてこれらのファイルを同期化するには、2つの方法が用意されています。すなわち、Zoteroが運営するZotero ファイル・ストレジを使うか、あるいは個人で使用しているWebDAVを使い、「ファイルの同期」を設定します。 | ||
- | ==== Zotero ファイル・ストレジ ==== | ||
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- | 「ファイルの同期」の方法としては、Zoteroファイル・ストレジの利用が推奨され、WebDAV載りように比べていくつかの利点があります。たとえば、グループ・ライブラリの中のファイルの同期、Zotero.orgを通じた添付ファイル(PDFなど)へのアクセス、簡単な設定、互換性の保証、ある種のファイルのための改良されたアップロード性能などです。Zoteroユーザは、一人につき 100 MBまでの無料のファイル・ストレジ容量が与えられ、さらに有料で[[storage# | ||
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- | 詳しくは[[storage|Zotero File Storage]]を参照ください。 | ||
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- | ==== WebDAV ==== | ||
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- | WebDAVはウェブ上でファイルをやり取りするための一つの標準的なプロトコルです。あなたの勤務先研究機関でWebDAVストレジを提供している場合もあります。その他、有料、無料を含めて様々なオンラインサービス(Apple iDisk, JungleDisk, BingoDisk等)が存在します。 | ||
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- | WebDAVアカウント情報をお持ちならば、[[ja: | ||
- | ===== 同期化を実際に使う ===== | ||
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- | 上記2種類の同期化は同時に行われる。自動で同期化する場合は、変更があった数秒以内に同期化される。手動の場合は、同期化アイコンをクリックする必要がある。 | ||
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- | 複数のコンピュータで同じ同期化設定を使うことによって、同じライブラリを複数のコンピュータで使用できるようになる。もし、同期化する前に複数のコンピュータでデータを変えた場合は、どちらの変更を優先すべきか確認画面があらわれる。 | ||
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- | 一台のコンピュータしか使わない場合でも、同期化機能を簡易バックアップのために使うこともできる。ただしデータを間違って変更した場合、サーバー上も変更されるため真のバックアップではない。例えばまちがって自分のコンピュータ上のデータを消してしまった状態で同期化した場合、サーバー上のデータも消されてしまうので、同期化機能を使ってデータを修復することはできない。 |