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ja:sync [2012/03/18 04:26] – [データの同期化] odon | ja:sync [2012/03/18 05:10] – [同期を実際に使う] odon | ||
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初期設定では、Zoteroはローカルのライブラリをzotero.org 上のライブラリと統合させます。あるコンピュータであなたが行った変更内容は他の全ての同期しているコンピュータに反映されます。もしあるアイテムが、同期が取られる間に、複数のコンピュータで変更を受けた場合、衝突回避ダイアログが現れ、どちらのバージョンを残したたいか尋ねてきます。稀な場合として、サーバ上のデータをローカルのデータで完全に上書きしたい場合、[[kb: | 初期設定では、Zoteroはローカルのライブラリをzotero.org 上のライブラリと統合させます。あるコンピュータであなたが行った変更内容は他の全ての同期しているコンピュータに反映されます。もしあるアイテムが、同期が取られる間に、複数のコンピュータで変更を受けた場合、衝突回避ダイアログが現れ、どちらのバージョンを残したたいか尋ねてきます。稀な場合として、サーバ上のデータをローカルのデータで完全に上書きしたい場合、[[kb: | ||
- | =====ファイルの同期化===== | + | =====ファイルの同期===== |
- | データの同期化はライブラリのアイテムを同期化するが、ファイル(PDF、画像、音声等)は送受信しない。 | + | 「データの同期」はライブラリのアイテムを同期しますが、添付ファイル(PDF、画像、音声等)は同期されません。データの同期に加えてこれらのファイルを同期化するには、2つの方法が用意されています。すなわち、Zoteroが運営するZotero ファイル・ストレジを使うか、あるいは個人で使用しているWebDAVを使い、「ファイルの同期」を設定します。 |
+ | ==== Zotero ファイル・ストレジ ==== | ||
- | ファイルを同期化するには、Zoteroが運営するZotero File Storage、あるいは個人で持っているWebDAVアカウントをつかう二つの方法がサポートされている。 | + | 「ファイルの同期」の方法としては、Zoteroファイル・ストレジの利用が推奨され、WebDAV載りように比べていくつかの利点があります。たとえば、グループ・ライブラリの中のファイルの同期、Zotero.orgを通じた添付ファイル(PDFなど)へのアクセス、簡単な設定、互換性の保証、ある種のファイルのための改良されたアップロード性能などです。Zoteroユーザは、一人につき 100 MBまでの無料のファイル・ストレジ容量が与えられ、さらに有料で[[storage# |
- | ==== Zotero File Storage | + | 詳しくは[[storage|Zotero File Storage]]を参照ください。 |
- | 推奨されているのは、Zotero File Storage。 WebDAVに比べていくつかの利点がある。 | + | ==== WebDAV |
- | 詳しくは[[file sync|Zotero File Storage]]を参照。 | + | WebDAVはウェブ上でファイルをやり取りするための一つの標準的なプロトコルです。あなたの勤務先研究機関でWebDAVストレジを提供している場合もあります。その他、有料、無料を含めて様々なオンラインサービス(Apple iDisk, JungleDisk, BingoDisk等)が存在します。 |
- | ==== WebDAV | + | WebDAVアカウント情報をお持ちならば、[[ja: |
+ | ===== 同期を実際に使う ===== | ||
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+ | 上記2種類の同期は同時に行われる。自動で同期させる場合は、変更は数秒以内に同期されます。手動の場合は、Zoteroツールバー右端の同期アイコンをクリックする必要があります。 | ||
- | WebDAVはウェブ上でファイルをやり取りするための一つのスタンダードであり、WebDAVを提供する様々なオンラインサービス(Apple iDisk, JungleDisk, BingoDisk等)が存在する。勤務先(例えば研究機関)で提供されていることもある。 | + | 複数のコンピュータで同期設定に同じログイン情報を入力しておくと、Zoteroはすべてを透過的に(ユーザに特に意識させることなく)同期させます。同期が取られる前に、同じアイテムまたはファイルが二カ所から編集を受けた場合のみ、あなたは注意を払う必要が生じます。この場合、衝突回避ダイアログが現れ、どちらの変更を維持するか選ぶことができます。 |
- | WebDAVサーバーのURL、ユーザー名及びパスワードを設定画面で入力しZoteroによる情報の確認が終われば、ファイル同期化のための準備は完了。データの同期化とともにWebDAVを利用したファイルの同期化も行われるようになる。 | ||
- | ===== 同期化を実際に使う | + | 一台のコンピュータしか使わない場合でも、ライブラリをzotero.org上でどのコンピュータからでもオンラインで閲覧できるという利点があります。あなたのコンピュータが壊れた場合、あるいは別のコンピュータでZoteroを使い始める場合、あなたのアカウント情報を新しいコンピュータに設定してください。Zoteroはライブラリ全体をサーバ側からダウンロードします。 |
- | 上記2種類の同期化は同時に行われる。自動で同期化する場合は、変更があった数秒以内に同期化される。手動の場合は、同期化アイコンをクリックする必要がある。 | + | 同期化機能を簡易バックアップのために使うこともできますが、ただしデータを間違って変更した場合、サーバー上も変更されるため真のバックアップではありません。例えばまちがって自分のコンピュータ上のデータを消してしまった状態で同期化した場合、サーバー上のデータも消されてしまうので、同期化機能を使ってデータを修復することはできません。 |
- | 複数のコンピュータで同じ同期化設定を使うことによって、同じライブラリを複数のコンピュータで使用できるようになる。もし、同期化する前に複数のコンピュータでデータを変えた場合は、どちらの変更を優先すべきか確認画面があらわれる。 | + | ===== その他の同期方法 ===== |
- | 一台のコンピュータしか使わない場合でも、同期化機能を簡易バックアップのために使うこともできる。ただしデータを間違って変更した場合、サーバー上も変更されるため真のバックアップではない。例えばまちがって自分のコンピュータ上のデータを消してしまった状態で同期化した場合、サーバー上のデータも消されてしまうので、同期化機能を使ってデータを修復することはできない。 | + | 理由が何であれZoteroの同期機能を利用することができない場合でも、いくつかの代わりの同期方法を選ぶことができます。たとえばZoteroを[[kb/ |